MARUYAMA Tokio
1989-1990
現場'89-'90 ー日常の根底から  平沢山採石場跡地 桑折町 福島
『土地の系』ー平沢山および桑折町周辺におけるフィールドワーク





山奥のこの場所は、東北新幹線建設の為の砂利砕石場跡で、そこで8ヶ月間の断続的な現地制作をする。逆台形状になった地形は、風速40メートルの風が吹きつけるという。このような場所で「美術」が可能なのかを問う実験的な試み。麓の街でゆずり受けたり、拾得した様々な廃棄物や、近辺で採取した自然物等をドラム缶の中に入れ込み続ける。会期の最後には、火をつけて燃やし、現場の地面にブルドーザーで全てを埋め込む。

→ 関連資料   →関連記事   関連パフォーマンス



Home     Copyright (c) MARUYAMA Tokio. All rights reserved.