MARUYAMA Tokio
Feb. 2012
Jara Island International Baggat Art Exhibition 2012
"The Horizontal Plane of Consciousness" 「意識の地平面」

「意識の地平面」
小さな橋に立ち、水面を見下ろす
土手に腰掛け、対岸を見る
水流と水位の動きが人間の意識を揺さぶる

"The horizontal plane of consciousness"
Standing on the small bridge, I look down at the surface of the water.
Sitting on the bank, I look over the opposite bank.
The movement of the water flows and makes the vibration level in the human mind.


素材:韓紙、墨汁、布200m、ジュートロープ、

橋から西側を向く(時間の経過と氷の生成の変化)


橋から東側を向く(時間の経過と氷の生成の変化)


橋から東方向の川。布が橋の下から5-60m先まで水面(氷面)下を潜って、橋と同じ高さに渡されたロープまで二股に分かれてせり上がり、結ばれる。

大雪の中で、墨に浸した韓紙を橋の上から撒く
撒かれた韓紙が、水位の変化で氷の下に潜り込み、透けて見える。50枚ほどの紙が毎日繰り返し撒かれ、氷の層が新たに形成されるたび、次第に下に潜り込み視界から消えて行く

橋周辺に撒かれた韓紙と墨の跡。紙の片面は墨で黒く塗られ、どちらか片方の面が見える。シャーベット状態の時に置いた時には墨が溶け出し、水流を可視化する

西寄りの小川のほとりで橋の方を向く。ここで一度布は水面から浮上し地表に出る。 川の西端から対岸を臨む。布は一度小川の水面からせり上がり、小さな土手を超えて再び大河の氷の下に潜り込む。


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