MARUYAMA Tokio
15. Jun. - 21. Jun. 2009
フタバ画廊 個展「curtain call vol.7」
"Simultaneous Positioning"
DVDによるプロジェクション(気象衛星による雲画像の動画)、椅子、ロープ、土、灰など
パフォーマンス "ω” 2009.6.21
2回(会期初日と最終日)行ったパフォーマンスの、最終日におけるパフォーマンス。
銀座一丁目の現在地に、『フタバ画廊移転準備室』を村瀬翔子さんが代表として開廊された時、“Removal Project”というオープニング企画にお誘いいただいた。あれから10年余。由緒あるギャラリーの「始めと終わり」に再び関わらせていただくことになったのも何かのご縁だろうか。
思えば、ものごとの「発端と末端」あるいは「過去と未来」における循環性は、私の作品の中でも主要なコンセプトの一つだ。このたびの作品は、フタバ画廊と翔子さんに対するオマージュを含め、当時ここで発表した『時間の補修 #8』という作品と照応して構想される。ここしばらく続けている"Simultaneous Positioning"(同時的に存在する、複数の場所にいる・ある)シリーズと、二回のパフォーマンスで新たな展開を試みる。そう、テーマは…、
「眼差しは何処(いずこ)に着床するか?」
(DMに記載されたコメントより)
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